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2008-07

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by Yue | 2008-07-20 | | top
奈良の○倒れ [2005.05.17 - オモシロ奈良]
 大阪の食い倒れ、京都の着倒れ。有名な言葉です。

 さて、奈良は何でしょう。

 大阪、京都、奈良、と近畿圏で揃いに揃って倒れまくりですが、奈良は「寝倒れ」です。
 露骨に意味を解釈しますと、寝てばかりいて身上をつぶす、という意味だそうです。
4794212186出身県でわかる人の性格―県民性の研究
岩中 祥史
草思社 2003-06

by G-Tools

 この本でも「奈良の寝倒れ」について言及されてますが、著者の方は非常に好意的な解釈をしてくださってます。
「寝倒れ」とはむしろ、心の余裕、あくせくしなくてもいいんじゃないのといった気風が強いことを意味している。
だそうです。
 つまり奈良という土地は、全てがおっとりしている、という解釈ができるんでしょう。

 いわれてみると、地元の友人はみんな「おっとり」しています。
 よく会話で使われる「おっとり」ではなく、心の余裕を保ち続けたいという思いが強い、という風に表現した方がしっくりくるかもしれません。

 地元の友人と一緒に奈良公園に行ってのんびーりすることも多々あります。
 大阪の人にこういうことを言うと「えぇ!?」と驚かれますから、やっぱりこれは奈良県民の本能的な性格なのかもしれません。

 ちなみにこの本によると、奈良県はいろんな部門で高記録(?)をマークしているのだとか。
  • 家計に占める教育費の割合全国1位
  • 高校卒業者の進学率全国3位
  • 最終学歴が大学・大学院卒の人の割合全国4位
  • ピアノの所有数量全国1位
  • 自殺率全国43位

 教育費云々となると当事者である学生の私には「あいたたた……」ですし、地元が教育熱心な土地柄なのかどうかは分かりません。
 けれどまぁ、下2項目でも分かるようにやはり奈良県民は「心の余裕」を持つことに力を注いでいるようです。

 ちなみに、心の余裕を持ちすぎるあまりにこんな結果も。
  • 飲食店の数全国最下位
  • 書籍・雑誌小売業の一人当たりの年間販売額、購入額全国最下位
  • 労働力率全国最下位

 ……裏返せば、世の中こんなもんですか。


 この本の著者さんはこんな奈良県のことを一言で表現なさってます。
覇気に欠けるきらいがある。

 うん、まさしくその通りなのかもしれません。


 全国47都道府県全ての性格を網羅しているこの本、なかなかおもしろいです。
 個々のページ数は限られてしまっていますが、自分の性格がこの本に書かれている通りだとなお更おもしろいです。
 私はこの人の「奈良考察」に100点満点を捧げます。すばらしい。
by Yue | 2005-05-17 | オモシロ奈良 | trackback | comment(0) | top

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2007.10.05 Fri

SUBJECT: 逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)
「逆説シリーズ」第二作。聖徳太子から持統天皇までを扱っている。この時代は史料が揃って来た割には謎が多く、日本史で最も魅力ある時代であり、藤原氏が日本史の骨格を築いた重要な時代でもある。聖徳太子と怨霊に関する問題は、梅原猛氏「隠された十字架」の引き写しであ
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