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2008-12

鹿のイメージと現実 [2005.05.14 - オモシロ奈良]
 多くの方がイメージなさるであろう奈良の鹿は、奈良県の県庁所在地・奈良市にある“奈良公園”という場所で生活しています。
 「え、え、朝起きて庭に出たら鹿いるの?」という毎度お馴染みのことを今まで何度も言われてきましたが、奈良の鹿は奈良公園という場所にしかおりません。
 その辺をうろうろとほっつき歩いているわけではございません。
 「奈良県は鹿と人間が半々」と言い切った友人もいますが、断じてそんなことはございません。
 2004年7月調査の鹿の総数は1235匹、対する人間は同年10月調査で1,429,969人。
 ほら、圧倒的に人間の方が多い。
 と、ムキになる私も私ですが(笑)


 「なんで奈良公園には鹿がいるのか」という根本的な疑問についてお答えしましょう。

 端的に申しますと、奈良の鹿たちはずっと昔から神聖な動物として崇められてきたのです。
 今奈良公園にいる鹿たちも、神聖な動物として大切にされているのです。

 奈良と鹿、という繋がりは非常に古いものであるらしく、古事記や日本書紀の中でも言及されています。
 また、財団法人 奈良の鹿愛護会のサイト(トップ > シカたち)によると、
768.11.9(神護景雲2年)
春日大社の社伝によれば、称徳天皇の頃、平城京鎮護のため、鹿島神宮(茨城県)の武甕槌命を祭神に勧請した時、白鹿の背に乗御蓋山に奉遷されたという伝説により、奈良のシカを神鹿(しんろく)として神聖視し、保護敬愛された。

 とありますから、称徳天皇の時代から奈良の鹿は崇められてきた、ということになります。

 ということで、768年から現在の2005年までの1237年間、鹿ははるばる時を越えて遺伝子を受け継いで現在まで住み続けているのです。
 これから先も奈良にとって鹿は大切な存在となるでしょう。奈良の鹿よ、永遠に。


参考サイト
 ・財団法人 奈良の鹿愛護会
 ・奈良県庁ホームページ
by Yue | 2005-05-14 | オモシロ奈良 | trackback | comment(0) | top

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