唐招提寺関連エントリ [2006.05.11 - 特別公開・展示・行事]
長いエントリになってしまいそうなので、以下書くことをまず箇条書きしておきます。
唐招提寺のうちわまき(正式名称は中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ))が今月19日に行われることになっていて、今その準備の真っ最中のようです。
さて、この「うちわまき」、なぜ行われるようになったのかと言うと、きちんとした理由があるのです。
奈良時代、鑑真が創立したこのお寺は、南都七大寺に数えられるほどのものでしたが、平安遷都によって衰退してしまいました。
それを鎌倉時代に尽力を尽くして再興させたのが、高僧・覚盛上人。
行事が行われる5月19日というのは、覚盛上人の命日だそうです。
で、「うちわまき」にはそんな覚盛上人の逸話が絡んでいます。重要人物は、蚊。……人物ではないですねこれは。
修行中に蚊にさされている覚盛上人を見て、弟子が蚊を追い払おうとしたところ、覚盛上人は「蚊に血を与えるのも菩薩行である」と言ってたしなめたのだとか。没後、その遺徳を偲んだ覚盛上人の弟子の尼僧たちが、「ならばせめて蚊を払ううちわを使ってください」と言ってうちわを奉納し始めたのが、「うちわまき」に繋がったようです。
当日まかれるうちわはハート型。なんだかかわいらしいですねぇ。
■唐招提寺の豆知識
唐招提寺は今、メインと言っても過言でない金堂(日本最大の天平建築、天平建築の中では現存最古の金堂)が解体修理中です。この工事は平成22年まで続くそうなので、しばらくは金堂を拝めそうにないようです。
また、毎年6月6日の時期を挟み、開祖である鑑真の有名な坐像「国宝鑑真和上坐像」が公開されます。6月6日は命日なのです。平成18年の今年は6月3日(土)から同11日(日)の8日間にわたり、鑑真和上坐像や御影堂障壁画が見れるとのことです。(ソース:大和路アーカイブ「6月の秘宝・秘仏特別公開」)
さらに「また」、奈良から遥か北にある北海道で「鑑真和上展」が開かれます。会場は北海道立近代美術館で、会期は今年平成18年の6月24日(土)から8月20日(日)まで。鑑真和上坐像の他、うちわまきのエピソードで散々名前を挙げさせていただいた覚盛上人の坐像も展示されるそうです。スポンサーのTBSが特別サイトを開設しているので、詳細はそちらをご覧ください。唐招提寺についてもよくまとまっていて、なかなかよくできたサイトです。(TBSトップ>唐招提寺2010年プロジェクト)
- もうすぐうちわまき。うちわまきの起源って何なんでしょう?
- 唐招提寺は今、金堂が解体修理の真っ最中ですよ
- 6月3日から11日にかけて、あの有名な鑑真さんの坐像が特別公開されますよ
- 6月24日から2ヶ月間ほど、北海道まで飛んで「鑑真和上展」なるものが開かれますよ
唐招提寺のうちわまき(正式名称は中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ))が今月19日に行われることになっていて、今その準備の真っ最中のようです。
丁寧に手作り-唐招提寺でうちわまき準備(奈良新聞 / 06.5.10)
奈良市五条町の唐招提寺で、19日に行われる伝統行事「うちわまき」(中興忌梵網会=ぼんもうえ=)の準備が進んでいる。
当日は境内の鼓楼(ころう)から約500本のうちわをまき、別の1000本を先着順に配布。1本1000円で販売も行う。午後2時に法要が始まり、「うちわまき」は同4時から。
さて、この「うちわまき」、なぜ行われるようになったのかと言うと、きちんとした理由があるのです。
奈良時代、鑑真が創立したこのお寺は、南都七大寺に数えられるほどのものでしたが、平安遷都によって衰退してしまいました。
それを鎌倉時代に尽力を尽くして再興させたのが、高僧・覚盛上人。
行事が行われる5月19日というのは、覚盛上人の命日だそうです。
で、「うちわまき」にはそんな覚盛上人の逸話が絡んでいます。重要人物は、蚊。……人物ではないですねこれは。
修行中に蚊にさされている覚盛上人を見て、弟子が蚊を追い払おうとしたところ、覚盛上人は「蚊に血を与えるのも菩薩行である」と言ってたしなめたのだとか。没後、その遺徳を偲んだ覚盛上人の弟子の尼僧たちが、「ならばせめて蚊を払ううちわを使ってください」と言ってうちわを奉納し始めたのが、「うちわまき」に繋がったようです。
当日まかれるうちわはハート型。なんだかかわいらしいですねぇ。
■唐招提寺の豆知識
唐招提寺は今、メインと言っても過言でない金堂(日本最大の天平建築、天平建築の中では現存最古の金堂)が解体修理中です。この工事は平成22年まで続くそうなので、しばらくは金堂を拝めそうにないようです。
また、毎年6月6日の時期を挟み、開祖である鑑真の有名な坐像「国宝鑑真和上坐像」が公開されます。6月6日は命日なのです。平成18年の今年は6月3日(土)から同11日(日)の8日間にわたり、鑑真和上坐像や御影堂障壁画が見れるとのことです。(ソース:大和路アーカイブ「6月の秘宝・秘仏特別公開」)
さらに「また」、奈良から遥か北にある北海道で「鑑真和上展」が開かれます。会場は北海道立近代美術館で、会期は今年平成18年の6月24日(土)から8月20日(日)まで。鑑真和上坐像の他、うちわまきのエピソードで散々名前を挙げさせていただいた覚盛上人の坐像も展示されるそうです。スポンサーのTBSが特別サイトを開設しているので、詳細はそちらをご覧ください。唐招提寺についてもよくまとまっていて、なかなかよくできたサイトです。(TBSトップ>唐招提寺2010年プロジェクト)



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