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2007-02

 1週間ほどタイムラグのある話題ですが。
 全60巻の巻物のうち唯一行方不明だった1巻が、はるばる東京で見つかったそうです。
 お元気そうで何よりです!
「華厳経」全60巻、唯一不明の巻14を発見 (07.1.27 / YOMIURI ONLINE)

華厳経発見ニュース(YOMIURI ONLINE)サムネイル

 奈良時代の女帝、称徳天皇が768年に書写させたものとして、奈良・正倉院に納められている「華厳経」(60巻本)のうち、1巻だけ欠けていた巻14が、東京・三田の慶応義塾図書館で見つかった。
 (略)
 文豪、幸田露伴(1867〜1947年)の弟で、慶大教授だった幸田成友(日本史)が慶応義塾図書館に寄贈したものだった。

 奈良時代に作られた巻物がこれまで59巻揃っていたということだけでも驚きです。
 1巻だけがなぜ行方不明になったのか、などの経緯は分かるはずもありませんが、なにやら不思議。
 それが無事に見つかったというのも不思議。
 ほんとよく見つかりましたね……。迷子になった孫を見つけたおばあちゃんになった気分です……。

 ちなみにこの「華厳(けごん)経」というのは、「華厳宗」という仏教宗派の経典です。
 ピンと来にくいかもしれませんが、「華厳宗」は東大寺が属している宗派だと考えていただければイメージしやすいのではないかと思います。
 つまり奈良の一般的なイメージ「奈良=大仏さん」の根底にある、大切な宗派です。

 「華厳経」は3種類あり、今回話題になった全60巻シリーズ、そしてそれ以外に全40巻シリーズ、全80巻シリーズがあります。
 ……何だかコミックみたいな軽い書き方をしてますが、当然ながら中身は全部漢字です。
 06年の正倉院展には全80巻シリーズの華厳経の一部が出ていました。
 ……もちろん漢字。

 今回見つかった全60巻シリーズの華厳経は、記事によると「皇室に献納された」とのこと。
 東京では一般お披露目されたようですね。
 奈良含む関西圏でもお目にかかれる機会があればいいのですが。どうなんでしょうか。
Skin:Babyish
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