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2008-08

スポンサーサイト [2008.08.20 - ]
by Yue | 2008-08-20 | | top
タイトルなし [2007.08.12 - 奈良ニュース]
20070812211151
燈花会の灯籠はほとんど写ってませんが、興福寺東金堂と五重塔のライトアップ2ショット。
デジカメは性能が良すぎるのが仇となってか、夜景がうまく写りません。いや、私の腕の問題か。
責任転嫁ごめんデジカメ。
by Yue | 2007-08-12 | 奈良ニュース | trackback | comment(0) | top
26日のジンクスが破られる [2007.07.27 - 奈良ニュース]
 昨日のエントリで言及しましたが、今年の正倉院展の詳細発表は7月26日ではなかったようです。うーん、残念(笑)。
 でも、読売新聞主催の正倉院展関連フォーラムが開催されたり、YOMIURI ONLINE内で正倉院宝物の紹介がされていたりすることから、今年も読売新聞が主催すると見て間違いなさそう。
 発表が楽しみです。


関連リンク
 ・天平の煌めき (YOMIURI ONLINE内にある正倉院展関連ページ)
by Yue | 2007-07-27 | 奈良ニュース | trackback | comment(0) | top
 既に半月が経過していますが、奈良で夏の風物詩が始まっています。
 7月から10月までの長期間にわたって、奈良市内の観光地11ヶ所がライトアップされるという恒例の行事です。

 ライトアッププロムナード・なら あかりwalk
  (製作:ライトアッププロムナード・なら実行委員会(奈良県観光交流局観光課))

 ライトアップは夜の7時〜10時まで(9月からは6時から)で、ライトアップされる11ケ所は以下の通り。

 猿沢池、興福寺五重塔、春日大社一ノ鳥居、奈良国立博物館本館、浮見堂、円窓亭、仏教美術資料研究センター、東大寺(大仏殿・中門・南大門)、新公会堂、平城宮朱雀門、薬師寺

 平城宮朱雀門と薬師寺以外の9ケ所は全て奈良公園近辺にあるので、10月までの間に奈良公園にいらっしゃる場合は、夜まで踏ん張ってみるのもいいかもしれません。

 これに合わせて奈良交通では2時間ほどの夜景巡りツアーも運行されているので(7・8月限定)、こちらをご利用になるのもいいかも。
 夜のライトアップコース <7〜8月限定>奈良交通サイトトップ>定期観光バス>)

 8月には燈花会も始まりますので、奈良の夜はしばらくの間温かい光に包まれそうです。(燈花会エントリはまた後日)


 ……ところで、「ライトアッププロムナード・なら」の近鉄電車のパンフレットがなかなかオシャレ。近鉄グッジョブです。(Web上では見つけられませんでした。とほ)
by Yue | 2007-07-13 | 奈良ニュース | trackback | comment(4) | top
水ばかりで測量していた飛鳥時代 [2007.07.08 - 奈良ニュース]
 石室の解体作業が一段落した高松塚古墳で、土地の水平を調べるための技術跡が見つかりました。
 直径7〜8cmの小さな穴でも考古学では大発見なのですね。おもしろい。

床石の周りに杭穴 古代の水平測量技術を裏付け 高松塚 (asahi.com / 07.7.7)

高松塚古墳「水ばかり」形跡跡発見記事(asahi.com)サムネイル

 高松塚古墳(奈良県明日香村、7世紀末〜8世紀初め)の石室の床石周囲で、床石の表面を水平に加工するため糸を張った杭(くい)の跡とみられる9個の穴が見つかった。石室解体に伴って発掘を進める文化庁が6日、発表した。古代には、「水ばかり」(水槽)を用い、水面と平行に糸を張って、水平を確認する建築・測量技術があったとされるが、実際に遺構で裏付けられたのは初めて。

 杭穴は直径7〜8センチ。床石の北側に1個と、東西に4個ずつ対称に残っていた。74年の発掘調査で南側でも1個見つかっており、計10個(5組)の穴が確認できた。ほかにも左右対称の2個の穴とみられる跡があり、調査している。


 「水ばかり(“水だらけ”の意味ではないですよ)」とはどんなもんなのか全くイメージが掴めないので、調べてみました。
 同じ原理を利用した器具が現在でも使われているそうです。その名も「水準器」。
 【Wikipedia>水準器】にイメージの湧きやすい写真がありましたので、そちらをご覧いただければと思います。
 今回話題になっている「水ばかり」は、入れ物に水を注いで水平さを調べるというもの。水準器よりも多少原始的ではありますが、ほぼ同じ技術が1300年以上経った今でも通用しているというのがすごい。


 『日本書紀』にこの器具が献上されたことが記載されているらしいので、いつもながら調べてみました。 意味も分からない原文を見ながら行ったり来たりして、ついに見つけた時の感慨深さといえばもう。「おー!」です。
天智天皇一〇年(671)三月庚子《三》
 (略) 黄書造本實獻水■。
  ――データは「古事記正解」さんの「『日本書紀』テキスト」より

 「■」部は恐らく判別不可能な文字なのでしょうから、それ以外の漢字の説明を。
 まず最初から5文字の「黄書造本實」は人名です。「きふみのみやつこほんじち」と読みます(その他色んな読み方があるモヨウ)。難しい。
 この人は渡来人系の絵師で、同高松塚古墳の壁画を描いた人物の候補にも挙がっているお方です。
 で、『日本書紀』本文に戻って。
 6文字目の「獻」は「献上」の意でしょう。
 7-8文字の「水■」こそが、今回話題になっている「水ばかり」。「■」の部分には「測り(量り?)」を示す文字が入っているものと思われます。
 ということで、『日本書紀』の上の一文を訳すと、「天武天皇10年の671年3月3日、黄書造本實さんが“水ばかり”を献上したよー」ということになります。(蛇足ですが、この671年は天智天皇が崩御し、弘文天皇が即位した年です)

 今回高松塚古墳で見つかった穴は、恐らくその「水ばかり」の原理を利用して水平を調べたのでしょう。


 鎌倉時代(1309)に作られた「春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ / 春日大社の由来に関する絵巻で、古代建築史では重要な史料)」には、当時の人が「水ばかり」を使って土地の水平度合いをはかっている光景が描かれています。
 読売新聞Web版の記事に該当部の写真が載っていて、当時の雰囲気が感じられて楽しいですよ(参照-奈良・高松塚古墳 最古の水準器 水平保つ斬新発想 (YOMIURI ONLINE / 07.7.7))


参考リンク
 ・古事記正解
   ――『日本書紀』の本文データを引用させていただきました
by Yue | 2007-07-08 | 奈良ニュース | trackback | comment(0) | top
5万2千人がキトラ玄武を拝む [2007.05.28 - 奈良ニュース]
 昨日27日をもって終了した、キトラ古墳壁画「玄武」の特別公開。
 3週間に満たない開催期間にもかかわらず、5万2千人以上の人が明日香村に集まったそうです。
 ちなみに明日香村の人口は6500人。……キトラパワーはすごい!
キトラ「玄武」特別公開が閉幕、5万2千人が来場

 奈良県明日香村の奈良文化財研究所飛鳥資料館で開かれてきた特別史跡キトラ古墳「玄武」壁画の特別公開(文化庁、同館主催、同県、同村など共催、朝日新聞社後援)が27日、閉幕した。村民向けの内覧会も含めた18日間に5万2203人の来場者があった。

 以前書いたように、私もイソイソと先日訪れました。(参照-お初にお目にかかります、キトラ玄武さん (07.05.18))
 実際目の前にしてみると頭の中が真っ白になってしまって「うわー!うわー!」としか考えられなかったのですが、そのおかげもあってか強烈なインパクトを残しています。


 現地ではキトラ以外の玄武の姿もパネルで見ることができて、それがまた楽しかったです。
 日本以外にも色々な場所に玄武がいらっしゃるようなのですが、皆さん顔がおどろおどろしいのです。

 キトラの玄武は亀も蛇もおっとりした表情をしていて、ほんわかした雰囲気を伝えてくれます。
 (以下、写真は全て飛鳥資料館製作『キトラ古墳壁画四神――玄武』から。画像クリックで拡大・移動可能、最クリックで縮小)
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キトラ古墳の玄武

 亀「最近さぁー」蛇「んぁー?」のようなのんびり世間話風。
 (線が薄くて見え辛い方は、こちらのポスターから大体の雰囲気を掴んでいただけるといいかと。)

 対するキトラ以外の玄武。お茶目な雰囲気を醸し出す、長安と北朝鮮の2組の玄武に代表してもらうと……
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長安の玄武

 まずこちらは長安(周辺)の玄武。亀「なんだコノヤロ!」蛇「なんだとはなんだコノヤロ!」のようなケンカ風。

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北朝鮮の玄武

 そしてこちらは北朝鮮の玄武。亀「カーッ!」蛇「シャーッ!」のような、もはやケンカの域を超えている風。


 ……ということで、玄武の活動範囲は世界中にあるようです。
 玄武に限らず四神の皆さんも各地で色んな表情をしてらっしゃるでしょうから、そういうのを比べるのも楽しいですね。


 とにかく、キトラの玄武さん、お疲れ様でした!


関連エントリ
 ・お初にお目にかかります、キトラ玄武さん (07.05.18)
  ――キトラ玄武にお会いしてきましたエントリ
 ・キトラ古墳特別展始まる (07.04.26)
  ――玄武公開に関する特別展のエントリ。「玄武」壁画公開は終了しましたが、特別展は6月24日まで続いています。
by Yue | 2007-05-28 | 奈良ニュース | trackback | comment(2) | top
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