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2008-08

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by Yue | 2008-08-20 | | top
なら燈花会、始まります [2007.08.02 - 特別公開・展示・行事]
 昨日は関西で有名なPLの花火大会だったのですが、辺境の地・奈良にもその轟音が響いてきて驚きました。いやいや「辺境」て私。
 我が家は別段大阪に近い場所にあるわけでもないのだけれども、風の関係でしょうか。
 で、PLが終われば次は淀川の花火大会。

 そんな風に大阪がドンチャンと騒がしい中、奈良はひっそりと夏に明かりを灯そうとしています。


 5日から、奈良の夏の風物詩「なら燈花会(とうかえ)」が始まります。
 今年で9年目。今では数十万人が集まる大きなイベントとなりました。
 「燈花会とはどんなもんぞや」という方は、公式サイトを見ていただければ雰囲気を掴めるかと思います(「なら燈花会」公式サイト−http://www.toukae.jp/)。夜の奈良が灯篭(とうろう)の明かりで浮かび上がる光景は凄まじく綺麗です。

 今年の期間は5日(日)から14日(火)まで
 パンフレット等で『今年は、1日早く咲かせます』という謳い文句が書かれているので、てっきり期間が1日延長されたのかと思っていたのですが、実は最終日も例年より1日早くなっていたという罠でした(笑)

 そういえば、この「なら燈花会」の発案者は、当時の県企画部長であった藤原昭・現奈良市長だそうです。素敵な行事の考案に感謝します。どうもです。

 さて、燈花会が開かれる会場は、毎年お馴染みの以下の7ヶ所。期間中に開かれる行事を交えつつ書いていきます。燈花会にいらっしゃる場合の参考にどうぞ。

 (以下で「ライトアップ」と表記しているのは、厳密には「ライトアッププロムナード・なら」でライトアップされる箇所です。「ライトアッププロムナード・なら」については、以前書いたエントリをご覧いただければと思います(参照−2007年度「ライトアッププロムナード・なら」(2007.07.13))。


東大寺
  • ライトアップ−大仏殿、南大門、中門
  • 期間限定燈花会−【13・14日】鏡池(東大寺中門の前にある池)
  • 行事−【15日限定】東大寺万燈供養会(19〜22時)
  • 拝観時間延長・拝観料無料−【13,14日】19時〜21時、【15日】19時〜22時

春日野園地(東大寺の南東)
  • 一客一燈エリアあり(灯篭に火を灯すことができる。要500円)

浮雲園地(上記「春日野園地」のすぐ南)
  • ライトアップ−新公会堂(浮雲園地の東)
  • 燈花会本部あり

興福寺
  • ライトアップ−五重塔
  • 開館時間延長−国宝館、東金堂(期間中毎日20時30分まで。入館は20時まで)

猿沢池と五十二段(五十二段−興福寺と繋がる階段)
  • ライトアップ−猿沢池

奈良国立博物館
  • ライトアップ−博物館本館、仏教美術資料研究センター(博物館本館の南東)
  • 一客一燈エリアあり(灯篭に火を灯すことができる。要500円)
  • 開館時間延長−【10〜15日】19時まで(入館は18時30分まで)

浅芽ヶ原(上記「奈良国立博物館」の南)
  • ライトアップ−円窓亭

浮見堂・鷺池(上記「浅芽ヶ原」の南)
  • ライトアップ−浮見堂

春日大社
  • ライトアップ−一ノ鳥居
  • 期間限定燈花会−【14日】表参道
  • 行事−【14,15日】春日大社中元万燈籠(19時〜21時30分)

その他
  • 大文字送り火−【15日】20時点灯予定


関連サイト
 ・「なら燈花会」公式サイト(製作: NPO法人なら燈花会の会)
 「数百年に一度の大修理」が行われている、唐招提寺金堂。
 もともとそこでのんびりと座って(立って?)らした3体の仏像は、修理と同時に別々の場所へ移動していたそうなのですが、今回、その3人が久々に揃って私たちと会ってくださるようです。

国宝三尊、7年ぶりにそろって公開へ 奈良・唐招提寺 (07.5.30 / asahi.com)

唐招提寺国宝三尊公開ニュース(asahi.com)

 鑑真和上(688〜763)が開いた奈良・唐招提寺で29日、修理中の本尊、盧舎那仏坐像(るしゃなぶつ・ざぞう)(8世紀、高さ3.04メートル)と脇侍(わきじ)の千手観音立像(8世紀、高さ5.3メートル)、薬師如来立像(8世紀末〜9世紀初め、高さ3.7メートル)の国宝三尊が報道陣に公開された。安置する金堂の解体修理で離ればなれになったため、そろい踏みは7年ぶり。6月2〜10日に一般公開される。


 7年ぶりの再会!そりゃもう3人の中で心の会話が弾んでいることでしょう。私もぜひともその中に混ぜていただかねば……(笑)

 公開は6月2日〜10日まで、唐招提寺内の仏像修理所にて。
 それと平行して御影堂(みえいどう)も公開されることになっており、有名な「鑑真和上坐像」にお会いできるチャンスでもあります。
 この9日間、唐招提寺が熱い!


「唐招提寺 仏像修理所・御影堂特別公開」詳細
 【場所】唐招提寺の仏像修理所・御影堂
 【期間】2007年6月2日〜10日の9時〜16時


関連リンク
 ・唐招提寺 公式サイト
  ――「お知らせ」内に「御影堂と仏像修理所 特別公開」についての詳しい情報が記載されています


関連エントリ
 ・唐招提寺金堂の現場見学会へ (06.11.03)
  ――上記三尊像がもともと安置されていた金堂(現在修理中)の特別公開へ行ってきましたエントリ
 キトラ古墳の四神壁画・「玄武」が、いよいよ明日11日から飛鳥資料館(最寄り駅は近鉄橿原神宮前駅)にて一般公開されます。
 そこで、実際足を運ばれる予定の方に役立ちそうなサイト・ページを以下に数ヶ所まとめておこうと思います。
 ご参考になれば嬉しゅうございます。はい。

 今のところこんなもんでしょうか。
 追々追加していくかもしれませんが、ご参考にどうぞー。
 先日「興福寺北円堂が特別開扉されますよー」というエントリでチラリと触れたのですが。(参照-興福寺北円堂の特別開扉 (07.04.28))
 同じ興福寺の国宝館で、有名な八部衆が4年ぶりに大集合しているそうです。
4年ぶり、八部衆が集合 奈良・興福寺 (asahi.com / 07.4.28)

興福寺八部衆特別展示(asahi.com)ニュースサムネイル

 憂いをたたえた少年の表情で知られる阿修羅像(高さ153.4センチ)など乾漆八部衆(かんしつはちぶしゅう)立像8体(いずれも国宝)の特別公開が28日、奈良市登大路町の興福寺国宝館で始まった。通常はいずれか1体を奈良国立博物館に寄託しているほか、国宝館でも残り7体をまとめて展示する機会は少なく、すべてがそろうのは4年ぶり。

 4年ぶりとは初めて知った。

 「八部衆」というのは、734年頃に造られた8体の乾漆像の総称です。この頃に創建された興福寺西金堂の本尊を取り囲むように安置されていたとのこと。(西金堂は現存しておらず、跡地があるのみ。確か北円堂の南側の野原だったか……?)

 8体はそれぞれ、五部浄(ごぶじょう / ユ-ごぶじょう(当たった))、沙羯羅(さから / ユ-しゃかつら(これでも頑張った))、鳩槃荼(くばんだ / ユ(はとばんちゃ(「茶」ですらない)、乾闥婆(けんだつば / ユ-かんたつばば(これは仏像さまに怒られそうな読み))、阿修羅(あしゅら / ユ-あしゅら(これは分かるよ!とテンシンアップ))、迦楼羅(かるら / ユ-「かるら」か「きゃるら」(聞き覚えはあった)、緊那羅(きんなら / ユ-きんなら(近(鉄)奈良!?と無駄に歓喜))、畢婆迦羅(ひばから / ユ-*\@ばから(思考回路はショート寸前))という名を持っている強者共です。

 読み方分かるかバカ!という方は上記の不自然な空白を反転していただければ道が開けると思います。正式な読みの後に「ユ-〜〜」と書かれているブツは、私ユエが当てずっぽうで読んだ読みです。これを読んで、読めないと落ち込んだ方は少し元気を出してください。こんなアホもいるんです。
 ……もう本当に申し訳ない<八部衆の皆々様方


 さて、八部衆だよ!全員集合!の特別展が行われている現在、その八部衆に自分の定位置を譲った心優しい仏像さまもいらっしゃます。
 興福寺金剛力士像(鎌倉時代)です。
 阿形・吽形の2体から成るこの金剛力士像、いつもは国宝館のガラスケースの中に展示されているそうなのですが、現在は八部衆の8人方にその居心地のいい場所をお譲りになり、自らは外の空気に触れてらっしゃるとのこと。
 ということで、我々は間近でこのお2人を眺めることができるようにもなっています。
 (参考-飛び出す金剛力士(07.4.29 / asahi.com))


 勢ぞろいの八部衆にお会いできて、更に金剛力士像から直で睨んでもらうこともできる。
 すごい機会です。


興福寺国宝館 八部衆特別陳列(+金剛力士像外界進出)の詳細
 【場所】興福寺国宝館
 【期間】4月28日(土)〜6月10日(日)
  (八部衆特別陳列は秋(10月20日〜11月25日)にも予定されている)
 【拝観料】500円


関連リンク
 ・興福寺 公式サイト
   ――上側メニュー「文化財データベース」から、八部衆や金剛力士像を含む興福寺の文化財を写真つきで見ることができる

関連エントリ
 ・興福寺北円堂の特別開扉 (07.04.28)
   ――4月27日から5月6日まで、同興福寺・北円堂が特別開扉されている
興福寺北円堂の特別開扉 [2007.04.28 - 特別公開・展示・行事]
 昨日・4月27日より、興福寺で最古の堂宇・北円堂にて、春の特別開扉が行われています。
 北円堂は普段は公開されておらず、離れた場所から背伸びをして眺めるのみ。お近づきになれる数少ないチャンスです。

 ↓背伸びをして眺める、まさにその光景
Highslide JS
もどかしさ満点で思わず「あとちょっと……!」と唸ってしまいそうな興福寺北円堂


 北円堂はもともと、興福寺の創建に大きく携わった藤原不比等の一周忌(721年ごろ)に建てられたお堂でした。
 しかし、北円堂含む創建当時の興福寺堂宇は、戦火などで消失。
 その後も「再建→消失」のサイクルを幾度か繰り返す他の興福寺堂宇の中で、北円堂のみが唯一、1208年の再建以降、一度も失われること無く現存しています。文頭で書いた「最古の堂宇」というのはこういう意味なのです。

 内部には運慶一派が造ったとされる無著・世親菩薩立像をはじめ、国宝指定の仏像が多く安置されています。
 手持ちの雑誌のどれかに無著・世親菩薩立像の写真が載っていた記憶があって、今無性にお顔を見たくなって本棚を漁ったのですが、なぜか見つかりませんでした。どの本に載ってたのかすっかり忘れた……。


 特別開扉の期間は5月7日まで。
 連休中に奈良にいらっしゃる方は、北円堂にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。


「興福寺北円堂 春の特別開扉」詳細
 【場所】興福寺境内、北円堂
 【期間・時間】4月27日(金)〜5月6日(日)の9時〜17時
 【拝観料】大人300円、中高生200円、小学生100円
 【その他オマケ情報】
  興福寺国宝館では、4月28日(土)〜6月10日(日)に八部衆像(特に阿修羅さんが有名)が特別陳列


関連リンク
 ・興福寺 公式サイト
  ――行事に関しては「お知らせ」を参照のこと
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