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by Yue | 2008-08-20 | | top
遷都1300年記念行事会場は平城宮跡に盛り土? [2006.12.16 - 平城京遷都1300年]
2010年に行われる予定の「平城遷都1300年」を記念する行事、会場をどこにするかで以前から揉めておりましたが、ようやく輪郭が見えてきた、ような、気がしない、でも、ない、、、。
今年2月の時点では一旦「よし!会場は平城宮跡にしよう!」と決まりかけていたのですが、その直後に文化庁が「いやいや、平城宮跡はやめなさいよアナタ」とストップをかけたのでした。
理由は記事内にある通り、「地中に埋まっている文化財の保護」のためなんでしょう。
文化庁側からは「平城宮跡じゃなくて、奈良公園でやったら?」という意見があったのだけれど、奈良県は「景観的にも平城宮跡の方がいいんですよ」と色々と説き、その結果が今回の記事に繋がった、というわけです。
以前のエントリでは「会場は平城宮跡の方がよさげ派」だった私ですが、文化庁の言う「埋蔵文化財の保護」を考え出すと、確かにそういう意味では平城宮跡は“会場としてはふさわしくない”場所なのかもなぁと思いました。
と言っても、奈良側の言う「景観でも奈良時代に思いを馳せることができる場所は、平城宮跡なんです」という意見も分かる。
でも盛り土と発泡スチロールに違和感を感じたりもする。
でも記事内の専門家の方の「何でそこまでして開くのか」という意見に対しては反発心も感じる。
(この言葉の本当の意味は存じ上げませんが、「何でそこまでして(平城宮跡で)開くのか」だったら、まだ少しは納得できる気がします。行事そのものを否定的におっしゃっているのであれば、それに対してはちょっと反発。)
「平城宮跡は、地表よりも地中が大切なんです。地中が宝物なんです。地中が世界遺産なんです」と、考えてみれば当たり前だけれどそれまで気づきもしなかったことを教えてくださった、平城宮跡ボランティアガイドさんのお言葉が、しみじみとこみ上げてきました。
関連エントリ
・2010年の予定 (06.2.8)
――遷都記念行事の骨格が発表され、会場は平城宮跡との記述が
・さっそく問題発生? (06.2.22)
――上記記事から2週間少し後、文化庁からストップが
発泡スチロールで平城宮跡保護 奈良1300年祭主会場 (06.12.14 / asahi.com)
奈良県や関西経済連合会などが2010年開催をめざすテーマ博「平城遷都1300年記念事業(奈良1300年祭)」で、パビリオンなどを建設する主会場にするため、世界遺産の平城宮跡(奈良市)を盛り土や発泡スチロールなどで覆う計画が進んでいることがわかった。
(略)
協会側は2年前から、平城宮跡の使用について文化庁に許可を求めてきたが、同庁は「地中の遺構などを傷めない保証がない」として交渉は難航。協会側は今年10月に盛り土案を報告し、文化庁も一定の評価を見せたが、予定では9月に許可を得ているはずだった。
今年2月の時点では一旦「よし!会場は平城宮跡にしよう!」と決まりかけていたのですが、その直後に文化庁が「いやいや、平城宮跡はやめなさいよアナタ」とストップをかけたのでした。
理由は記事内にある通り、「地中に埋まっている文化財の保護」のためなんでしょう。
文化庁側からは「平城宮跡じゃなくて、奈良公園でやったら?」という意見があったのだけれど、奈良県は「景観的にも平城宮跡の方がいいんですよ」と色々と説き、その結果が今回の記事に繋がった、というわけです。
以前のエントリでは「会場は平城宮跡の方がよさげ派」だった私ですが、文化庁の言う「埋蔵文化財の保護」を考え出すと、確かにそういう意味では平城宮跡は“会場としてはふさわしくない”場所なのかもなぁと思いました。
と言っても、奈良側の言う「景観でも奈良時代に思いを馳せることができる場所は、平城宮跡なんです」という意見も分かる。
でも盛り土と発泡スチロールに違和感を感じたりもする。
でも記事内の専門家の方の「何でそこまでして開くのか」という意見に対しては反発心も感じる。
(この言葉の本当の意味は存じ上げませんが、「何でそこまでして(平城宮跡で)開くのか」だったら、まだ少しは納得できる気がします。行事そのものを否定的におっしゃっているのであれば、それに対してはちょっと反発。)
「平城宮跡は、地表よりも地中が大切なんです。地中が宝物なんです。地中が世界遺産なんです」と、考えてみれば当たり前だけれどそれまで気づきもしなかったことを教えてくださった、平城宮跡ボランティアガイドさんのお言葉が、しみじみとこみ上げてきました。
関連エントリ
・2010年の予定 (06.2.8)
――遷都記念行事の骨格が発表され、会場は平城宮跡との記述が
・さっそく問題発生? (06.2.22)
――上記記事から2週間少し後、文化庁からストップが
JR奈良駅は「青丹よし」 [2006.09.16 - 平城京遷都1300年]
新・JR奈良駅!
想像力が全く無いものでして、記事を読んだ直後にはJR奈良駅をお寺にするのかと思いました。
その他の記事を読みまわってみると、どうやら構想テーマは「青丹よし」の様子。「青丹よし」というのは、「奈良」にかかる枕詞ですねー。(これについては後々別エントリでもう少し詳しく紹介しようと思います。自分の勉強のためにも。●追記→エントリ最下部参照)
しかしながら、テーマが分かっても相変わらず想像がつかないので、イメージ図がないかと思ってJR西日本サイトを覗いてみました。するとありました!ありがとうJRさん!なるほどなるほど、こういう感じなのか。

JR西日本: JR奈良駅新駅舎デザイン (JR西日本サイトトップ>JRニュース>ニュース一覧>ニュース詳細)
「お寺作るの?」と思った自分に張り手を食らわせたい気分です。何て近代的なお寺。いや違う、お寺じゃない。
図の一番右端・屋根のてっぺんにある相輪(と呼ぶのでしょうかね)に昔のJR奈良駅を感じつつ、素敵な駅だなぁと感心。レインボーな壁が目を引きます。綺麗!(本当は5色だそうです)
2010年に完成予定ということなので、これも一つの大きな「平城遷都1300年」の記念事業と言ってよさそうですね。
●追記(06.9.17)
「青丹よし」について少し調べてみました。(奈良全般 :: 青丹よし (06.9.17付けエントリ)
古都薫る寺院建築風に-JR奈良駅新駅舎基本デザイン決定(06.9.15 / 奈良新聞)
平成22年度の完成を目指すJR奈良駅新駅舎の基本デザインが決定し14日、県と奈良市が発表した。新駅舎デザインは瓦屋根の垂木(たるき)を設置したり、寺院建築をイメージさせる構造とし、奈良の都の雰囲気を表現している。
想像力が全く無いものでして、記事を読んだ直後にはJR奈良駅をお寺にするのかと思いました。
その他の記事を読みまわってみると、どうやら構想テーマは「青丹よし」の様子。「青丹よし」というのは、「奈良」にかかる枕詞ですねー。(これについては後々別エントリでもう少し詳しく紹介しようと思います。自分の勉強のためにも。●追記→エントリ最下部参照)
しかしながら、テーマが分かっても相変わらず想像がつかないので、イメージ図がないかと思ってJR西日本サイトを覗いてみました。するとありました!ありがとうJRさん!なるほどなるほど、こういう感じなのか。

JR西日本: JR奈良駅新駅舎デザイン (JR西日本サイトトップ>JRニュース>ニュース一覧>ニュース詳細)
「お寺作るの?」と思った自分に張り手を食らわせたい気分です。何て近代的なお寺。いや違う、お寺じゃない。
図の一番右端・屋根のてっぺんにある相輪(と呼ぶのでしょうかね)に昔のJR奈良駅を感じつつ、素敵な駅だなぁと感心。レインボーな壁が目を引きます。綺麗!(本当は5色だそうです)
2010年に完成予定ということなので、これも一つの大きな「平城遷都1300年」の記念事業と言ってよさそうですね。
●追記(06.9.17)
「青丹よし」について少し調べてみました。(奈良全般 :: 青丹よし (06.9.17付けエントリ)
2010年に向けて一丸? [2006.08.29 - 平城京遷都1300年]
先日奈良でご飯を食べていたら、メニュー立ての中にこんなものを見つけました。

平城京について分かりやすく書かれているパンフレットです(持ち帰り不可)。表は平城京全般についての説明、裏は秋篠寺、西大寺、東大寺についての説明。何でこの3つのお寺なのかというと、たぶんご近所だからでしょう(笑)

どこかの団体が作って色んなお店に置いてもらっている類のパンフレットかなぁと思ってじっくり見ていたのですが、結局不明。そうでなければ、このお店がオリジナルで作ったのかな?
とにかく「平城京遷都1300年」の文字があちらこちらに出てきていたので、2010年の記念すべき年に向けて奈良全体が動き出しているんだなぁと実感する出来事でした。
パンフレット内で言及されていた大極殿の説明が印象深くてメモを取ってきたので、引用という形で最後に紹介させていただこうかと思います。大極殿とは、平城遷都1300年の記念事業の一環として2010年に復元完成予定の、平城宮跡内の建物です。
あの有名な「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」の空気を拝める場所がまだ残っているのかと考えると、ぜひとも阿倍仲麻呂さんの見た景色を眺めてみたいものです。
今年06年の中秋の名月は10月6日。晴れてくれるかなぁ……。

平城京について分かりやすく書かれているパンフレットです(持ち帰り不可)。表は平城京全般についての説明、裏は秋篠寺、西大寺、東大寺についての説明。何でこの3つのお寺なのかというと、たぶんご近所だからでしょう(笑)

どこかの団体が作って色んなお店に置いてもらっている類のパンフレットかなぁと思ってじっくり見ていたのですが、結局不明。そうでなければ、このお店がオリジナルで作ったのかな?
とにかく「平城京遷都1300年」の文字があちらこちらに出てきていたので、2010年の記念すべき年に向けて奈良全体が動き出しているんだなぁと実感する出来事でした。
パンフレット内で言及されていた大極殿の説明が印象深くてメモを取ってきたので、引用という形で最後に紹介させていただこうかと思います。大極殿とは、平城遷都1300年の記念事業の一環として2010年に復元完成予定の、平城宮跡内の建物です。
【大極殿(だいごく-でん)】
大極殿は天皇の即位、元旦の朝賀など国家的儀式の時に天皇が出御する建物。
(中略)
中秋の名月の夜、平城宮大極殿跡に立つと満月は三笠山(若草山)の真上に上がり、阿倍仲麻呂が望郷の思いで詠んだ歌の風景をここで見る事ができる。
あの有名な「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」の空気を拝める場所がまだ残っているのかと考えると、ぜひとも阿倍仲麻呂さんの見た景色を眺めてみたいものです。
今年06年の中秋の名月は10月6日。晴れてくれるかなぁ……。
さっそく問題発生? [2006.02.22 - 平城京遷都1300年]
少し前のエントリーに書いた「平城京遷都1300年行事は平城宮跡で華々しく行われますよー」という話題(#)に対して、「いやいやちょっとそれは待ちましょうよ」という感じの提案が出たようです。
遷都1300年行事の会場、平城宮跡と奈良公園のどちらがいいんでしょうね。
奈良公園には特別広い空き場所がないように思うので(いい間隔で建物がある)、自由度が利くのは平城宮跡のように思うのだけれども。奈良公園ではパビリオンを建てるにしても色々と考慮する部分が多すぎる気がします。
ただ、「奈良」のイメージに結びやすいのは奈良公園なのかもしれません。
観光客が「奈良」と言われて真っ先に思い浮かべるのも、東大寺や興福寺がある奈良公園でしょうし。
さぁどっちがいいのやら……。
どちらになるにしても、今の状態をあまりいじくり倒さんでほしいなぁというのが私の本音です。
平城宮跡はあの広々とした空間がいいんです。奈良公園はあの適度な窮屈さと建物と自然との調和がいいんです。
今ある空間の雰囲気の保護という観点からも考えていただきたいところ。
文化庁が奈良公園を提案-平城遷都1300年事業メーン会場(奈良新聞 / 06.2.11)ようやく盛り上がってきたところで計画頓挫という感じでしょうか。
平成22年に行われる平城遷都1300年記念事業で、パビリオンなどを設置するメーン会場として、文化庁が奈良公園を提案していることが、10日までに分かった。県などでつくる記念事業協会は平城宮跡を中心に基本計画を策定しており、特別史跡の「保存と活用」をめぐってかけひきが続く格好。平城宮跡が使用できなければ事業の趣旨は根底から見直しを迫られることになる。
遷都1300年行事の会場、平城宮跡と奈良公園のどちらがいいんでしょうね。
奈良公園には特別広い空き場所がないように思うので(いい間隔で建物がある)、自由度が利くのは平城宮跡のように思うのだけれども。奈良公園ではパビリオンを建てるにしても色々と考慮する部分が多すぎる気がします。
ただ、「奈良」のイメージに結びやすいのは奈良公園なのかもしれません。
観光客が「奈良」と言われて真っ先に思い浮かべるのも、東大寺や興福寺がある奈良公園でしょうし。
さぁどっちがいいのやら……。
どちらになるにしても、今の状態をあまりいじくり倒さんでほしいなぁというのが私の本音です。
平城宮跡はあの広々とした空間がいいんです。奈良公園はあの適度な窮屈さと建物と自然との調和がいいんです。
今ある空間の雰囲気の保護という観点からも考えていただきたいところ。
2010年の予定 [2006.02.08 - 平城京遷都1300年]
平城京遷都1300年となる2010年の全体像がぼんやりと見えてきました。
パビリオン特設!これは考えてなかった。ミニ万博みたいで楽しそうです。
記念すべき年を4年後に控え(早いのか遅いのか分からんところですが)、いよいよ着々と準備が進められる時期になってきたのですね。
これからも色々と情報が出てくるんだろうな。
遷都1300年のこの催しで500万人の集客を見込んでいるそう。
平城京内だけでなく色んな場所や団体と連携プレーをして、「ここは奈良時代にタイムスリップした奈良ですよ!(ややこしいな)」のような魅力的な大空間を創り上げていただければ奈良県民としても嬉しいです。
平城京遷都1300年、奈良で2010年盛大に(YOMIURI ONLINE / 06.2.7)
平城京遷都1300年にあたる2010年に、奈良市などで開かれる記念事業の実施基本計画が7日、まとまった。
「歴史文化との対話と交流」をテーマに、平城宮跡では4月から約半年間、天平の風景を立体映像で疑似体験できる「平城京時空館」や、当時の市場のにぎわいを再現した「平城京バザール」、奈良の自然や文化を学ぶ「なら歳時記ミュージアム」など、歴史体験型パビリオン10棟を特設する。
パビリオン特設!これは考えてなかった。ミニ万博みたいで楽しそうです。
記念すべき年を4年後に控え(早いのか遅いのか分からんところですが)、いよいよ着々と準備が進められる時期になってきたのですね。
これからも色々と情報が出てくるんだろうな。
遷都1300年のこの催しで500万人の集客を見込んでいるそう。
平城京内だけでなく色んな場所や団体と連携プレーをして、「ここは奈良時代にタイムスリップした奈良ですよ!(ややこしいな)」のような魅力的な大空間を創り上げていただければ奈良県民としても嬉しいです。



